東京建物株式会社

東京建物株式会社

東京建物株式会社

東京建物株式会社は、1896年創業の日本で最も古い歴史を持つ総合不動産会社。創業者の安田善次郎氏が旨とした「お客様第一」の精神と進取の精神の想いを受け継ぎ、創業以来、近代的不動産業の草分けとして、さまざまな先駆的取り組みにチャレンジしている。
2022年9月には、「サステナブルなまちづくり」に関する考えや取り組みを発信する新しいプロジェクトとして「DO for Sustainability. with 東京建物」をスタートし、さまざまな企画の展開や情報発信に力を注いでいる。

東京建物株式会社の旧本社ビル

 

記事のまとめ

  • 「安心」のブランドコンセプトにAEDがマッチ
  • オフィスビルだけでなく賃貸マンションにも安心を
  • 今後はAEDの標準装備が当たり前に?

「安心」のブランドコンセプトにAEDがマッチ

東京建物が提供する高付加価値賃貸マンションブランド「Brillia ist(ブリリア イスト)」の紹介ページ

東京建物様は、創業から125年を超える総合不動産会社です。マンションなどの住宅事業だけでなく、都市開発をはじめとしたビル事業、商業施設事業、ホテル事業、リゾート事業など、幅広く事業展開されています。

その東京建物様が提供する高付加価値賃貸マンションが「Brillia ist(ブリリア イスト)」です。すでに高い評価を得ていた分譲マンションブランド「Brillia」から、2017年11月に誕生しました。ブランド名はその「Brillia」の名と、“自分なりのこだわり、自分らしさを大切にし追求する人”という意味を込めた「ist」を組み合わせたものになっています。

2023年3月現在、その「Brillia ist」の賃貸マンションは都内に26棟建てられており、そのうち13棟にオムロンのAEDが標準装備されています。「Brillia」から受け継がれた「洗練と安心」をうたうブランドとして、防災などに力を入れていることも、オムロンのAED設置を決められた理由だといいます。「安心・安全」は、東京建物様からすればマンションの価値を高める重要な機能であることはもちろん、実際に住まわれるお客様にとっても住居に求める最も重要な要素の一つと言っていいでしょう。

オフィスビルだけでなく賃貸マンションにも安心を

もともと東京建物様では、保有・運営されていたビル事業でAEDの設置を進めていました。多数のオフィスワーカーや来訪者が使用するビルに必要な設備として設置していたものです。しかし賃貸マンションでは、AEDを設置している物件はそこまで多くありません。それでも「Brillia ist」の標準装備として採用したのは、「こだわり」を追求するお客様の満足度に見合う価値を追求した結果でした。

「洗練と安心」をうたう「Brillia」ブランドを冠している「Brillia ist」も、同様に安心感を提供するため、建物の防災対策はしっかりと考えられています。そうした背景のもとAEDが設置され、なかでも「Brillia ist」では、「使い勝手のよさ」から、オムロンのAEDが選ばれました。緊急時に使うもののため入居者が迷わず、誰でも使いやすいことは重要になりますが、そうした面でオムロンのAEDは東京建物様が求める水準を満たしていました。一般的には、賃貸マンションでは管理人が常駐していないことが多く、有事の際は誰でも使い方を迷わない、初めてでも正しく使えるAEDが求められるわけです。


また、設置したあとは消耗品の管理などメンテナンスが必要ですが、消耗品交換時期にオムロンが消耗品を送付する「AED安心パック」により、交換忘れなどがないことも選ばれた理由のひとつとのことでした。

今後はAEDの標準装備が当たり前に?

AED設置に際して、オムロンでは設置用のスタンドや収納ケースなどをご用意していますが、「Brillia ist」ではそういったものは使っておらず、壁の埋め込みや宅配ボックスに設置するなど、マンション自体にその機能を持たせています。今回お話を伺った住宅賃貸事業部の齋藤様によれば、「緊急時に必要になるものなので、目立たないところには置けない」とのこと。「安心」というコンセプトを満たすため、マンションの機能として設計段階から考慮された結果といえるでしょう。「Brillia ist」の随所に見られるこうした配慮も、入居者の皆様の満足度向上に寄与していると思われます。
AEDがあることで内見の際に安心感を与えられるという効果もありますが、実際に住むことになった方だけでなく、離れて暮らすご家族の安心にも繋がります。これは、以前と比べると、AEDを使った救命について広く認知されるようになったことも要因としてあるでしょう。今後はこのようにAEDを標準装備するマンションも増えるのではないかと、齋藤様もおっしゃっていました。

また、東京建物様では、新築するすべての賃貸マンションにおいて、環境・社会への配慮がなされた不動産とその事業者を評価する「DBJ Green Building認証」等のグリーンビルディング認証の取得を目標に掲げています。これと同様に、「AEDが標準装備されている」ということは、マンションのブランド価値を高めることにも繋がっています。防災だけでなくマンションのブランド価値が高まるのであれば、今後賃貸マンションではAEDの設置が当たり前になるかもしれません。

東京建物様では、これからもAEDの標準装備をお考えのようで、今後も年間5棟前後はこうしたマンションが建てられていく予定とのことでした。そんな安心・安全を意識した住宅がこれからも増えていく、そしてそのお手伝いができればとオムロンは考えています。

 

※本記事はオムロンヘルスケア社が当社との共同取材により作成した記事です。

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この記事を書いた人

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有村健一朗

一般社団法人Heart Saver Japan BLS+AEDプロバイダー認定保有。
大手金融会社で経験をスタート。その後、マーケティングコンサルのベンチャー企業などを経て、現職に。ECサイト運営や会社のマーケティング業務に従事し、戦略立案から施策の実施まで幅広く担当しています。G検定、SEO検定、Google広告、マーケティング検定、韓国能力試験6級などの資格を保有中。